MRシリーズって?
急増する「未知の脅威」。MRシリーズは、下記のような「脅威」から、あなたの情報資産を守ります。
- 全く気づかない様に巧妙に作られたフィッシングサイトの増加
- 様々な手口で入り込み、C&Cサーバーと通信するマルウェアの増加
- SSL通信の「見えない化」を隠れみのにする、マルウェアや不正通信の増加
- シグネチャ方式の脅威に対する、対応スピードの限界
- EMOTETの様に、実際のメールを装い侵入し内部からマルウェアを手引する不正プログラムの増加
MRBシリーズには、下記の機能が搭載されています。
ファイアーウォール機能
外部からの一方的な通信要求はすべてブロックしますので、ネットワークに対する攻撃から守ります。
URL/IPフィルタリング機能
Webブラウジングをした際に、アクセス先のURLに危険がないか、管理者によって許可されていないカテゴリへのアクセスをしようとしていないかをチェックします。また、その際アクセス先のサーバーのIPアドレスに危険が潜んでいないかもチェックします。
行き先管理機能
Webブラウジング以外のインターネットへの通信をすべてチェックします。例えばウイルス感染した際にも、気づかずに作業をしている場合には知らず識らずのうちに悪意のあるサーバーに通信される事が多いです。その通信をブロックして、情報を外に出さないようにします。
迷惑メール判定機能
MRBは、送信されてきたメールの送信元サーバーのIPアドレスをチェックして危険なメールサーバーを経由して送られてきていないかを判断します。もし、危険なメールサーバーを経由してきていた場合、メールの件名に任意の文字列を差し込んでユーザーに注意を促します。
※初期の文字列は「SPAM」です。
MR-NOCとは
MRBシリーズを一括管理するサーバーです。ファイアーウォールの状態を監視したり、週間レポートを発行したりします。また、アップデートも自動で行われるのは、MR-NOC経由で自動的に行われます。
その他の搭載ソリューション
- リモートアクセス
MRBに固定IPを付与していただければ、外部よりMRB配下のネットワークに安全にアクセスできます。 - VPN
最低でも1拠点IPアドレスがあれば、MRB同士で接続が可能となり拠点間通信が可能になります。MRB同士ではなくても、接続条件が合うルーターとの接続も可能でう。 - グループ設定
MRBシリーズに接続されている情報端末をグループ分けし、それぞれのセキュリティ設定を変更することができます。オプションの「コレダケトオス」を使うと、必要最小限の通信だけを許可することもできます。
人事部門等、重要データを取り扱う部署のみ設定、といったことも可能です。 - タグV-LANに対応
タグV-LANに対応可能。複数のセグメントに分かれた設計のネットワークにも対応可能です。 - コレダケトオス
コレダケトオスグループに所属させた端末は、MRBに登録された許可された通信先にだけ通信できるようになります。重要なデータを取り扱う端末の場合、なるべく外に出られる通信先を制限することで情報流出を防ぐことができます。 - IP-v6通信に対応
20年7月1日似発表されたVer2.1.1のファームを持つMRBは、IP-v6通信に対応しました。まだVerが2.0.45の端末は順次アップデートしていきます。Verが上がったのを確認いただけましたら、対応しているプロバイダ様のIP-v6サービスを契約いただくことでご利用いただくことが出来るようになります。